62.だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんとてんぐちゃん

加古里子 1967.11 福音館書店

 

吾子ハマリ度 ★★★★☆
親の偏愛度  ★★★★☆
うちで活躍した時期 3~4歳
いまさら私が持ち出すまでもない古典シリーズだるまちゃんですが、我が家ではこの作品が随一のお気に入り。小さな子が、あの子みたいになりたい、と憧れて、あれこれと工夫する、という様子というか性向が、けなげというかいじらしいというかかわいらしいというか、子ども特有のチャーミングさをもっています。吾子はあんまりそういう感じを表に出すタイプではないのですが、自分自身は子供時分、ちょっと年上の従姉に憧れて行動を真似したなあと思い出します。たぶん、端的に、好きという気持ちなんだと思います。好きの表し方として、あの人になりたい、あの人とおんなじことがしたい、で、いっしょになりたい、ということなんだと思います。