90.ざんねんないきもの事典

おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

今泉忠明監修 下間文恵・徳永明子・かわむらふゆみ絵 2016.5 高橋書店

 

吾子ハマリ度 ★★★★★
親の偏愛度  ★★★☆☆
うちで活躍した時期 4歳~
吾子の興味の変遷は、車や作業車(トミカ)→電車(シンカリオン)→恐竜(恐竜キング)ときて、恐竜から動物・昆虫へと広がっていった(そして動物つながりでアレにいく・次回)。周りの子では、一途に電車好きな子などもいるなかで、ロイヤルストレートフラッシュみたいに全部やってきたな、と思うのだが、いまは動物・昆虫が続いており、いまんとこ動物学者とか動物園の人になりたいようだ。で、動物・昆虫期に入ったときに、やっぱりくいついたのがこのシリーズであり、最初はアニメにはまり、書店で本を見つけては買う時期が到来した。いきものの残念な生態を面白おかしく紹介するこのシリーズは、やっぱり大人でも面白い良くできたシリーズで。そして、柳の下のどじょうではないが、書店ではこの本の周りに似たような類書が雨後の筍のようにいっぱいありまして、吾子の興味も当然のごとくそちらに広がっていった。でも、このシリーズによって近年切り拓かれたこのジャンル本が、子どもを絵本から本に向かわせる入口の作用もしているのではないかと考えると、親のニーズも汲んでいる、やっぱりよくできたシリーズだなあと思う。
吾子が周辺でこのシリーズ以上にはまったのは、『わけあって絶滅しました』シリーズで、絶滅をテーマにしたことで古生物を取り上げてくれているのが、当然まだ恐竜大好きな吾子をひきつけてやまなかった。そういえば、一時期配信サービスで「もうひとつのどうぶつえん」という、絶滅動物を紹介したクレイアニメ?があって、吾子が大好きだったんだけど観られなくなって、あれ、もう一度見たいなあ。

わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

そして、その後に待ち受けるのが、おそらくこの『最強王図鑑』シリーズなんでしょうね。これもフィギュア含めて、書店の面陳でだいぶ幅を利かせていて、きっと売れているんだろうなあ思うわけです。吾子も最強動物の戦いに胸躍らせておりましたよ。何を根拠に勝敗を決めてるんだ、と思ったりもするのですが。

動物最強王図鑑