67.1日10分でせかいちずをおぼえる絵本

1日10分でせかいちずをおぼえる絵本

あきやまかぜさぶろう 2017.11 講談社

 

吾子ハマリ度 ★★★★★
親の偏愛度  ★★★☆☆
うちで活躍した時期 4歳~
世界地図の、それぞれの国の形を「オーストラリア➡犬の顔」みたいに模しながら国々を紹介していく一冊。なぜかわからないけど吾子がどはまりした大好きな一冊。最初は図書館で借りて返したのですが、返した後も中国が何だったか、スペインが何だったか、というのを覚えていて(親は全然覚えていないのに)、すごい記憶力だなと感嘆したもので。同時に、その記憶力をこれに使うのか、とも。どんな入り口であっても、国を覚えることになるならまあいいか、とも。そういう意味では、大人にはないスイッチをちゃんと押している一冊なのだと思われます。もちろん、日本地図版もはまっていました。そういえば、もっと小さい赤子だったころ、いただいた国旗のカードにもはまっていた。いろんな絵柄があって、どれがどの国かをよくクイズに出された。

吾子を観察していて悟ったのは、恐竜、昆虫、乗り物や重機、地図という子供が好きなものは、「いろんな形がある」というデパートなのだな子どもにとって、ということでした。「かたちの多様さ」は、子どもを惹きつけてやまない。ポケモンとかもそうですね。そして実際子どもの目を通してそれらを見てみると、確かに面白いと感じるのであります。