86.わくせいキャベジ動物図鑑

わくせいキャベジ動物図鑑

tupera tupera 2016.11 アリス館 

 

吾子ハマリ度 ★★★★★
親の偏愛度  ★★★★★
うちで活躍した時期 4歳~
我が家での大ヒット絵本。野菜果物のような動物の図鑑で、「リンゴリラ」とか「ハクサイ」といった名前なのです。ダジャレ系の面白みと、「なるほどその野菜をそうやって動物にするのか面白ーい、という見立て系の面白さが兼ね備わっています。さらに本質的には、そもそも子供が恐竜や昆虫が好きなのって、「いろんな面白い形の生き物がたくさんいるから」であって、空想動物やその生態描写はその面白さで遊ぶのだから、それが楽しくないわけがないのだなあと。私のお気に入りは「レンコンドル」です。名前が美しい。名前の完成度が高いもの低いものが混じっているのも楽しいんですよね。
この本を知ったのが遅かったので、「君もわくせいキャベジの動物を応募しよう!」という大変面白いキャンペーンに参加し損ねましたが、応募ハガキに吾子は楽しそうに思いついたものを書いておりました。応募作品を紹介するHPとかあったら見たい(前はあったのかもしれませんが)。あるいは、ロックマンみたいに、応募作品から採用したもので新しい一冊をつくるとか。