22.でんしゃにのったよ
岡本雄司 2013.4 福音館書店
吾子ハマリ度 ★★★★★
親の偏愛度 ★★★★☆
うちで活躍した時期 0~3歳
男児がはまるジャンルというと、車・電車・恐竜・昆虫など定番があり、電車系もそのなかの一大ジャンルである。
この絵本がすごいのは、いくつか電車や新幹線を乗り継いで親戚に家に行くのだが、本当に電車に乗っている気分が味わえるつくりになっているところ。ローカル路線の駅や車窓、乗換駅の急がなきゃのホーム、ホームから新幹線入線を迎える感じ、駅弁を社内で食べる気分、そういう旅が疑似体験できるという点で、随一の本だと思う。幼児にとって、電車に乗っている気分が味わえることが、「もう一回」にならないわけはないのである。