23.ぎゅっ(ミニブック)

ミニブック ぎゅっ (ボードブック)

ジェズ・オールバラ 2011.10 徳間書店

 

吾子ハマリ度 ★★★★★

親の偏愛度  ★★★☆☆

うちで活躍した時期 0~3歳

寝室本。文字が「ぎゅっ」しかないのでうってつけだった。猿の子供が、他の動物が抱き合っている=「ぎゅっ」しているのをうらやましがる、というのが繰り返される繰り返し系であり、構成は極めてシンプル。ただのスキンシップである「ぎゅっ」が、最後に意味を持った行為になる、というのも、親愛に満ちた温かい読後感に効いていると思う。

話は少しそれるけど、「動物の子供が親を探す。他の動物に訊いて回る、あるいは他の動物が手伝ってくれる」というのも、絵本に頻繁に見られるテンプレートのひとつですよね。