47.おたのしみ じどうはんばいき

宮知 和代 2016.6 アリス館

 

吾子ハマリ度 ★★★★☆
親の偏愛度  ★★★☆☆
うちで活躍した時期 0~3歳
いろんな番号のついたじどうはんばいきがあって、1のボタンを押すと…という繰り返し系。ボタンを押すと何か出てくる、という魔法の装置自動販売機の魅力に着目した、結構稀有な絵本。1だといちご、と出てくるものが掛詞になっているのがミソで、じゃあ2は?という予想をしたり、読み返すときに「2は?」とクイズにして読める。そして、きちんと出てくるものがエスカレートしていく、というのもよくて、「えー!」と初読ではびっくりしながら楽しめる。自動販売機ってそういえばワクワクするものだったよね、と思い出せる一冊だし、それをちゃんと絵本として面白おかしいものにしてくれているのもすごい。

※あと、なぜかamazonにこの絵本がない。なぜだろう。