64.さがしてみつけて!どこどこ?カメレオン ほか2冊

さがしてみつけて!どこどこ?カメレオン (さがしえしかけえほん)

Miya Uni  2019.11 永岡書店

 

吾子ハマリ度 ★★★★☆
親の偏愛度  ★★★☆☆
うちで活躍した時期 4~6歳
変わり種「探し絵」絵本を3冊まとめておこうかと。探し絵ブームが来たときに、吾子は本屋でいろんな変わり種をみつけて、くいついておりました。その1冊目は、カメレオンの抜き型がされたものが付属していて、各頁の模様絵のなかから指定された模様のカメレオンをつくれるのはどこに抜き型を当てたときか、という趣向のもの。

 

カシュカシュのまちでかくれんぼ

カシュカシュのまちでかくれんぼ
さく アガット・デモアとヴァンサン・ゴドー やく うちださやこ 2019.2 アノニマ・スタジオ


2冊目は、赤いルーペが付いている絵本で、赤線で描かれた街にルーペをあてると、その奥に青線で隠されている人や動物や変なものの様子がのぞける、というもの。

 

みえた!きょうりゅうのせかい (ひかりではっけん)

みえた!きょうりゅうのせかい
作サラ・ハースト 絵ルーシー・クリップス 訳 小松原宏子 2019.2 くもん出版


3冊目は、たとえば恐竜がいて、頁の後ろから光を当てると、その後ろに書かれている骨格が重なって見える、という光を使って見えないものが見えるようになる一冊。

 

 

これらの仕掛け系探し絵絵本はまだまだあると思うのだけど、吾子で共通していたのは、瞬間最大風速は強いのだけれど、長く続かない、すぐに飽きがち、という点。結局、隠れているものを最初見つけるのは滅茶苦茶楽しいけれど、何が隠れているか覚えてしまったら楽しさが去ってしまう、ということみたいで。覚えた後も、しばらくは「ねえねえこれ何がいると思う?」としたり顔で言ってきたりもするのだけど、それが去ると一旦熱が収束してしまう。でも、しばらく経って忘れたころにまた開くとまた楽しい、ということもときどき訪れる。ということで、ブーム的になりづらいジャンルなのではないか、という気もしております。アトラクションに近いというか。たぶん子にもよると思うのだけど。