30.ねこの看護師ラディ

ねこの看護師 ラディ (講談社の創作絵本)

渕上 サトリーノ・文 上杉 忠弘・絵 2016.5 講談社

 

吾子ハマリ度 ★★★★★

親の偏愛度  ★★★☆☆

うちで活躍した時期 0~3歳

ハートフルな実話を絵本化したもの。動物病院で飼われている猫が、かつぎこまれるいろいろな動物にまるで看護師のように寄り添う。吾子が一時期とても好きで、何度も持ってきた。いろんな動物が出てくるからだろうか。思えば、動物が喋らない(リアリティラインの)話は、だいたい人間と動物の関係を描くものが多いような気もして、動物が動物に寄り添う、というのが珍しいのかもしれない。そして、その動物と動物の無言の交流みたいなものは、確かにこの絵本のもつ独特のポエジーかもしれない。