31.わたしのじてんしゃ

わたしのじてんしゃ

益田ミリ・さく 平澤一平・え 2016.3 ミシマ社

 

吾子ハマリ度 ★★★★☆

親の偏愛度  ★★★★☆

うちで活躍した時期 0~5歳

じてんしゃで旅に出よう、だからじてんしゃにいろんなものをそうびしよう、という発想拡大系の一冊。最後にはもうそれはそれはすごいことになり、「こんなのあったらいいな」が野放図に絵になっていくのが楽しめる。プールも書斎も備わっていくというふうにどんどん絵が大きくなっていくと、「あれ、猫どこいった?」「こんなところに猿いる」と探し絵系の楽しさまでくっついていくる。こんなのほしい、と素直に夢が膨らんでいくワクワク感がブレず制限もなく描かれるピュアな一冊。