19.みらいのえんそく
ジョン・ヘア作 椎名かおる文 2019.6 あすなろ書房
吾子ハマリ度 ★★★★★
親の偏愛度 ★★★★★
うちで活躍した時期 0~3歳
月への遠足で、絵に夢中な子がひとり取り残されてしまって…という話。なんだけど、もちろん深刻な話ではなく、その後に面白い展開が待っている。「ピューイ」という音が、読んでいてとても楽しいのがミソと思う。主人公の子の絵を描くのが好きで取り残されるほど夢中になってしまう感じ、がとても好きで、夢中なものがあるというのはいいことだなあ、と微笑ましく思うところが、じつは大きなスパイスになっていると思う。ひょっとしたら、私だけが知っている「秘密の庭/友」的な話なのかもしれない。