9.あっちゃんあがつく たべものあいうえお
さいとう しのぶ・作/みね よう・原案 2001.3 リーブル
吾子ハマリ度 ★★★★★
親の偏愛度 ★★★★★
うちで活躍した時期 0~3歳
あいうえお系の名作。これは本当に読みまくった。あっちゃんあがつく、という調子があるのも読みが弾む要因だけど、最大の勝因は五十音すべてを「食べ物」で統一したことだ。食べ物は強い。幼児にとって食べ物は最大のコンテンツのひとつだ。慣れてきたら、「しっちゃんしがつく~?」とクイズ形式にして楽しむこともできる息の長い一冊。そして、どの食べ物の画もちゃんとおいしそうでチャーミングなのだ。上級編の『しりとりしましょ!』は、さらに食べ物だけのしりとりという超絶技巧が繰り広げられる絵本で、あれはすごい。