7.おおきなかぶ

おおきなかぶ

A・トルストイ 再話 / 内田 莉莎子 訳 / 佐藤 忠良 画 1966.6 福音館書店

 

吾子ハマリ度 ★★★★★

親の偏愛度  ★★★★★

うちで活躍した時期 0~3歳

うちの寝室本、最大にして不朽のヒット作。うちの育児史に一行刻まれるほどの存在。かぶがぬけなくてつぎからつぎに誰かをよんできてはみんなでひっぱるだけの話だが、うんとこしょ、どっこいしょ、という名調子と、同じことが繰り返されるシンプルさが、幼児の胸をうちぬくらしい。繰り返し系というジャンルの古典中の古典なのでは。次が誰か覚えればそらで読める、というのも寝室本に最適だった。それでもかぶはぬけません、なのか、まだまだかぶはぬけません、なのか、まで覚えてそらで読むほど極めた。もちろん、吾子をかぶに見立ててベッドの上でひっこぬく遊びもした。