80.十二支のはやくちことばえほん
高畠純 2008.11 教育画劇
吾子ハマリ度 ★★★★☆
親の偏愛度 ★★★★☆
うちで活躍した時期 4歳~
「言葉系」絵本には、いくつかのジャンルがある。親子で遊ぶという意味では、「早口言葉系」も見逃せない。親が読み、子どもが続けて挑戦する、という読み方でうちでは盛り上がるジャンル。この本は、早口言葉としては、オーソドックスなものもあり、ちょっと変わったものもあり、吾子が十二支が好きなことも相まって、という充実度がある一冊。
早口言葉系だと、よりオーソドックスなものばかりが集まった入門編として手に取ったのはこの『はやくちこぶた』。
そして、逆に「こんな早口言葉みたことない」という作品ばかりが集まっていて、親も汗かきながら挑戦するのが、ここでも石津ちひろ先生の『ころころラッコ こラッコだっこ』。当然のように聞いたことがない創作ものばかりで、当然のようにクオリティが高い。
早口言葉系は、読むだけでなく一緒に遊ぶことができて、絵本というよりはゲームに近いところがあるなあ、と思う。