44.キツネのはじめてのふゆ

キツネの はじめての ふゆ

マリオン・デーン バウアー作 リチャード ジョーンズ絵 横山和江訳 2018.10 鈴木出版

 

吾子ハマリ度 ★★★☆☆
親の偏愛度  ★★★☆☆
うちで活躍した時期 0~3歳
キツネがはじめての冬、冬はどうやって過ごすの?といろいろ森の生き物に訊きまわる、というお話。構造的には繰り返し系ではあるけれど、抒情性の方が印象に残る一冊。最終的な、キツネの冬の過ごし方、という着地点もとてもチャーミングで、かわいいかわいい絵本、なんだけど、人工的なかわいさではなく、自然が備え持っているかわいさをすくいとった目線がとても清新である絵本。