アーロン・ベッカー 2013.11 講談社
吾子ハマリ度 ★★★★★
親の偏愛度 ★★★★☆
うちで活躍した時期 0~5歳
まほうのマーカーをめぐる、三部作。特筆すべき特徴は、文字が一切ないことで、つまり絵だけで物語が展開されるため、読み手の力量を問われるシリーズでもある。うちでは主人公少女や登場人物のセリフとして読み進めるかたちで読み聞かせた。光が出たときには効果音を出したりして、と読み手が映画監督になった気分にもなる。とにかくイラストタッチでラフなのに見心地のある絵がよく、現実と隣り合わせの異世界での大冒険感もあり、いわゆる絵本らしい絵本、という印象がある。